Windows 2008 R2までは、Administratorsグループに所属しているユーザーであれば、Administratorユーザーと同じような権限で動作していましたが、Windows2008 R2からは、初期設定では、Administratorsグループに所属しているユーザーであっても、Administratorと同じ権限では動作しないようになっています。
以前と同じように、Administratorsグループに所属しているユーザーであれば、Administratorと同じように動作させるように変更するには、次の手順を行います。
・[スタート]メニューをクリック
・[管理ツール]をクリック
・[ローカルセキュリティポリシー]をクリック
・[セキュリティの設定]から[ローカルポリシー]をダブルクリック
・[セキュリティ オプション]をクリック
・[セキュリティ オプション]画面右側のリスト内に表示される[ユーザーアカウント制御: 管理者承認モードですべての管理者を実行する]をダブルクリックする
・[ローカル セキュリティの設定]タブ内に表示されている「無効」を選択して、[OK]ボタンをクリックする。
・Windowsを再起動する
なお、逆に、Windows2008 R2で、 AdministratorユーザーをAdministratorsと同じようににしたい場合は、[ユーザーアカウント制御: ビルトインAdministratorアカウントのための管理者承認モード]を「有効」に変更する。